皮膚と心
女性の独白体を使った表題作のほか、ユーモラスな短篇ばかりを集めています。「俗天使」、「葉桜と魔笛」、「美少女」、「畜犬談」、「兄たち」、「おしゃれ童子」、「八十八夜」、「ア、秋」、「女人訓戒」、「座興に非ず」、「デカダン抗議」、「皮膚と心」、「鷗」、「老ハイデルベルヒ」の14編を収録。『皮膚と心』(竹村書房、1940年4月20日発行、日本近代文学館、1992年6月19日復刊)を底本に、巻頭に「ミニ解説」(北條一浩)を付けています。2010年の常用漢字改定に照らし合わせ現代仮名遣いへ改めるとともに、常用外漢字にはルビを振り読みやすくした縦書版電子書籍です(近日刊行予定)。
http://classics.itmedia.co.jp/dazaiosamu/hifutokokoro/
http://classics.itmedia.co.jp/dazaiosamu/hifutokokoro/