2010/11/02

「日本画と西洋画のはざまで」@山種美術館



久しぶりに興奮した。興奮と感激でぶるぶる震えた。

本当に素晴しかった。
時間があって近くに住んでいて絵画に興味のある人は絶対に行った方がいい。
私はもう一度行く。今度は開館と同時に行く(今日は混んでいてしかもうるさい人ばかりで残念だったから)。

見たかった絵が結構あったし、知らなかった作品も知っている作品も殆どすべて素晴しい作品だったし、どれも写真で見るより断然良かった。どれも色が素晴しく美しかった。

渡辺省亭の《迎賓館七宝額下絵帖》は見てみたかったし(インコの腹の質感なんてものすごかった。色もすごく綺麗で美しくて。構図も素晴しくて。ドキドキした)、好きな竹喬まであったし(これまた良かった)、今回の目玉にしている岸田劉生の『道路と土手と塀』も本物は本当に素晴しかったし、小林古径の静物画も本当に美しかったし、もー本当に嬉しくって仕方がないくらい全部良かった。

荻須高徳の『街風景(メニルモンタン)』も良かったなー。梅原龍三郎も良かったし、土牛の『雪の山』も本物は良かったし。和田英作の『黄衣の少女』なんてそこに人がいるみたいに写真みたいにリアルだったし、いや、ホントに、もう、全部良かったわけです。

未だ興奮冷めやらぬわたくしです。

山種美術館