ドイツ・ミュンヘンを中心として活動した「青騎士」グループの、レンバッハハウス美術館所蔵作品。
ドイツは何度か訪れているし、大好きな国だし、何となく親近感が湧く。
いやいや、良かったです。とても。
三菱一号館美術館は初めて入ったんだけど、大好きな建物だし、行けて良かったなぁ。ホントに。
でも、明治に建てられた当初を再現したということで床がコツコツととにかく響く。
そんなことならぺたんこな靴で行ったのに!(>_<;)
今度行く時は鳴らないような靴で行きます。
展示会では色々な作品が見られた。
カンディンスキーの作品はもちろん、恋人だったミュンターの作品や「青騎士」メンバーの作品も。
そしてどれも素晴しかった。
アウグスト・マッケという画家を初めて知ったのだけど、この人の絵がすごく良かった。第一次世界大戦に従軍し27歳という若さで戦死した画家。
カンディンスキーの作品では《 室内 <私の食堂> 》を初めとしたピンクや紫の色彩が美しいものが気に入った。
それから『青騎士』年鑑の表紙の絵も好き。(上部添付の絵です)
でもいちばん気に入ったのは、『青騎士』の展示会のパンフレットの表紙デザイン。
シンプルなマークのような絵が正方形の紙の真ん中に大き過ぎず小さ過ぎずベストなサイズで置かれ、その絵と一体化するように文字が配置されている。絵も文字も綺麗な青。すごく素敵ないいデザインだと思う。ちょっとマティスっぽい(マティスも好きだからそう感じたのかも)。
思わず帰り際にショップで年鑑表紙の絵のポスターと展示会図録を買ってしまった。金欠だと言うのに ... 。
会期は2/6まで。あとちょっとしかないけど、行ける方は是非。
カンディンスキーと青騎士展
三菱一号館美術館