2012/06/29

sunshine



スペイン旅行以降なぜかコラージュみたいな感じがやりたくなっている。
これは紙に色鉛筆で描いたあとパソコン上で新聞や色を載せてみた。

来週から始まる縁縁の個展にポストカードとフレーム入り(小さめ)を出す予定。

2012/06/24

Summer Exhibition 2012 @ギャラリーカフェバー縁縁




縁縁でまた個展やります。
今度は夏バージョン。
夏っぽい絵と、この間行ったスペインの写真を展示します。
時間があったら見に来てください。

2012/06/11

舞台『サロメ』




友人が出演する舞台を観に行った。
その友人にとってもらった席は舞台をかなり俯瞰する2階で、舞台が始まるまで「こんなことならS席でお願いすればよかった」と思っていた。
しかし観終わってこれは2階が正解だと思った。俯瞰していなければこの舞台で特に良かったと思われるところが見れない。
特に良かったと思うところ、それは舞台芸術(演出というのかしら?)。
俯瞰していることで舞台自体が大きなキャンバスの絵のように見える。その絵にとても感心した。
真っ白の舞台に血の赤が本当に美しかった。引き摺られて描かれる細い線と太い線の赤い曲線がとても気に入ったし、じわじわと広がる血も場面にぴったりの効果があったし、赤い海に浮かぶ白い椅子という構図も美しかった。
舞台の造りも実に変わっていたし、舞台で水を使うのも初めて見た。感心する所だらけだった。


が、しかし、演劇という部分での感想は微妙だ。
脚本が良くなかったように思う。主役の4人以外の役者が死んでしまっていた。
そこ要る?と思う台詞も多いし、文学的な言葉を言うには早口すぎて聞き取りにくいし、言葉を大事にすることを第一に考えるなら朗読劇にした方が良かったんじゃないかと思う。どっちつかずで言葉と役者との両方を殺し合う結果になってしまったのが残念。
「文章で読むならそれでいいけどさぁ、台詞としてはどうなの?」という感じ。
もちろん役者の演技がどうというのではない。みんなすごく良かった。良くなかったと思うところなんてひとつもない。
奥田瑛二さんはめちゃくちゃ格好良かったし、田部未華子ちゃんもすごく良かった。王妃役の麻実れいさんも良かった。
ひとりひとりがひとりで舞台を引っ張っている感じで、それってこれだけ出演者がいる舞台としてはどうなのかなぁと思うのだ。


実は私はサロメを読んだことがない。
美しい言葉で綴られる無垢な少女の狂気というのは斬新でひどく恐ろしい。
それは舞台の見せ方と役者さんでちゃんと伝わった。田部未華子ちゃんの声はサロメを表現するのにすごく合っていたと思う。


舞台を見ながら、なぜか三島由紀夫の『金閣寺』を思い出した。







2012/06/09

Turkey's pot stand



私がスペイン土産に鍋敷きを渡したら、トルコ土産の鍋敷きを渡されました(@0@)
なんという偶然!

2012/06/06

unas palomas


スペインへ行ってインスピレーションを得て描いた絵。
鳩がいっぱいいたとかそういうことではなく、シンプルな線だけの絵を描きたくて描いたもの。
そしてその絵をポストカードやしおりにしてみた。
カード【monochrome】と【color-1】は印刷に出しているところ。


原画:canvasF20  charcoal  /  June. 2012


POST CARD【monochrome】



POSTCARD【color-1】




POST CARD【color-2】


BOOKMARKER  W40×H120mm

2012/06/03

ひとりごと。メモ



帰国してから、描きたいものがどれもシンプルなもの線や色によって区分されているだけのものばかりだったので、どうしてそういうものばかりを描きたくなっているのか考えてみた。
そして出た答えが「スペインはシンプルな国だったから」。
主にデザインや建築についてということだけれど、食べるものも塩胡椒にワインビネガーやレモンとオリーブオイルというシンプルな味付けのものが美味しいから食についてもシンプルは当て嵌まるかも知れない。

行ってみるまではもっとごちゃごちゃとしたデザインをイメージしていた。
ガウディについてもガウディが生きているうちに完成させた部分のサグラダファミリアのイメージしかなかった。
ところが行ってみて感じたのは、現代的なシンプルさの方が強いということだった。
洗練されていてスタイリッシュ。装飾過多な印象は全くない。
曲線は本来あるべき姿としてのシンプルさを持った美しさがあった。
ピカソにしてもミロにしても建築や彫刻にしても最終的にシンプルに行き着いている。
しかし、形はシンプルなのにマチエールには凝っている。シンプルな線を素材の質感や色によって際立たせている。
こういうことは行ってみないと分からなかったことだから、本当にスペインには行って良かったと思う。

2012/06/02

Thanks dad & mom!




母の日と父の日を併せてマリナーズコート東京でお祝いの食事会をした。
妹が事前にホテルに頼んでいたらしく、デザートにはチョコでこんなメッセージが。なんて気の利く妹!
プレゼントも気に入ってくれたみたいでよかった。


父が、私と妹に対してどんな相手と結婚しようがどんな道に進もうが信用しているから何も言わないと言った。
これまでに裏切られたことは一度もないし苦労させられたこともないと言われて、私も妹も泣きそうになった。
これまでそんなふうなことをそうやって言葉にされたことがなかったからびっくりした。
妹と違って私はダメな子だから申し訳なく思ってしまう。


若い頃はいろいろあったけど、今は父と母のもとに生まれて本当に良かったと思う。
Thanks dad & mom!