来年も同じものにしようと思っていたのに、ITOYAでこれを見つけてしまった。
ひとめぼれ。
この紙に合うインクと万年筆も欲しいなぁ。
まず、僕にとって、エリクソンによるつまらない文章、というのはほとんどありえない。万一かりに、少し冗長ではないか、焦点が定まっていないのではないか、と思えるときでも、エリクソンの文章は、頭で操作するのではなく精神の奥底から言葉を引き揚げてくる人(と、あくまで僕には感じられる、ということなのだが)固有の強さ、烈しさがつねにみなぎっている。もしかしたら下手に書くことはありうるかもしれないが、力なく書くことは絶対にない人である。(p260)
たとえ人は自らの大切な命を捧げようとも、
失ったものの埋め合わせをすることはできない。
スティーヴ・エリクソン『エクスタシーの湖』
ファブリックは前の持ち主のアメリカ人が渦巻き模様にしてたので、さすがに張替える予定。
きれいな明るいブルーにしたい。
実在していないし、実在できない。彼はひとつの行動の人格化で、ひとつの可能性の誇張である。
あくまでも「視点」であり、生身の人間というよりはむしろ純粋仮説として、あるいは純粋仮説の受け皿として設定されている。(あとがきより引用)このようなあとがきを読んで(本当はあとがきを全部抜粋しないと分かりにくいかもしれないのだが)それですっかり納得し、さらには興味深い良い作品だという感想になった。
スタンドを消し、窓際に腰を下ろした。茂みの中で一羽のモノマネドリが何度かトリルのおさらいをし、その見事さに自分でもうっとりしてから夜の闇に身を落ち着けた。(p99)というような文章がふんだんに盛り込まれている。きっとこういう寄り道の文章がなければただのミステリ小説になってしまうんだと思う。
新居は思っていた以上に住みやすそうだし、思っていた以上に素敵。
引越し先が近いので明日から自転車や徒歩でぼちぼち荷物を運びます。
日曜日に両親と妹と妹の婚約者がワゴン車で参戦に来てくれるので何とか23日の明け渡しに間に合うんじゃないかと楽観視してます。
明日から頑張るぞ!
今の家を気に入っているから引越すのが本当に名残惜しい。
新居でやっていけるのか不安で仕方がない。