2014/08/06

ITmedia名作文庫 岡本かの子『鶴は病みき』/装丁:ながやいつき



装丁画を描いてくれるアーティストさんを探す任務も請け負っている私。
先ず真っ先に声をかけたのは、縁縁つながりのイラストレーターながやいつきくん。
レトロな絵とレトロ好きの彼にぴったりだと思って。
そうしたらなんと実はいつきくんは文学青年で、とっても本好きでした。知らなかった!知っていたら縁縁でも本の話ができたのに!

いつきくんには岡本かの子を担当してもらうことになりました。
第1弾は『鶴は病みき』です。芥川龍之介がモデルのお話。

出来上がった作品がまぁなんて素敵なんでしょう!!
やっぱりいつきくんにお願いして良かったな〜。

実はいつきくんにはもうひとり別の作家さんも担当してもらう予定でいます。誰を担当するのかはまだ内緒です。今後を楽しみにしてください!

ながやいつきオフィシャルサイト→ http://bobs.ciao.jp/


内表紙はまた別の絵で、そっちも素敵なんですよ。


『鶴は病みき』
歌人として有名だった岡本かの子の最初の小説集『鶴は病みき』(1936)の電子復刊です。かの子本人による挿絵2点を含みます。表題作のほか、「渾沌未満」「敵(戯曲)」「豆腐買い」等、9編の短編を収録。信正社による初刊本を底本とし、伏せ字は冬樹社版の「岡本かの子全集」を参照して補いました。2010年の常用漢字改定に照らし合わせ現代仮名遣いへ改めるとともに、常用外漢字にはルビを振り、読みやすくしています。歌集、随筆集、仏教説話集等も含む著書紹介を巻末につけています。(刊行予定)

http://classics.itmedia.co.jp/okamotokanoko/