2014/08/22

ITmedia名作文庫 小川未明『赤い蝋燭と人魚』/装丁:岡田尚子


岡田尚子さんは縁縁で紹介してもらったアーティストさん。
話をしに行ったときに絵を見せてもらって、童話にぴったりだなと思って声をかけさせてもらいました。
快く引き受けてくれて本当に感謝しています。
幻想的な、実世界とは別の世界がどこかにあるような錯覚を覚えるような、素敵な魅力を持った絵を描くアーティストさんです。

岡田尚子オフィシャルサイト → http://paquepapi.peewee.jp/




赤い蝋燭と人魚

「日本のアンデルセン」、「児童文学の父」と呼ばれた小川未明(1882-1961)の『赤い蝋燭と人魚』(1921)。ITmedia 名作文庫では天佑社の初刊復刻版を底本に、明らかな誤植を訂正するとともに、常用外漢字にはルビを振り、現代仮名遣いに改めました。「赤い蝋燭と人魚」のほか、「王様の感心された話」「善いことをした喜び」「殿様の茶碗」「時計のない村」「世界一の幸福者」「角笛吹く子」「赤い手袋」「春が来る前」「少年と老人」「ある時の兄と弟」「青い着物をきた子供」「強い大将の話」「金の魚」「町のお姫様」「暑くも寒くもない国」「太陽と蛙」「鍬の怒った話」の全18編です。(近日刊行予定)